【地方転勤から東京復帰】新卒で超大手企業に入社してから、わずか1年半で転職するまでの経験談。【2/4:勤務地も業種も希望が通らず】

就職・転職

こんにちは。「てと」と言います。

私事ですが、実は1回転職をしています。
入社してからわずか1年半で転職し、そして転職してからも1年半がちょうど経過しました。
転職を考えている方の役に立てればと、当時のことを思い出しながら私の転職経験を赤裸々に書いていきたいと思います。
時系列を追って書いていきます。

この記事は全4ページのうちの2ページ目です。
検索などで来ていただいた方は、お時間があれば1ページ目から読んで頂けると嬉しいです。

1/4:研修期間から本社配属、地方転勤への内示
2/4:勤務地も業種も希望が通らず
3/4:地方から東京へ面接に通う日々~内定受諾
4/4:上司に辞意を伝え、出勤最終日を迎えるまで

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入社9ヶ月目:異動決定

一応全国に支社があるので、いつかは東京から離れることになるんじゃないかと薄々感じてはいました。
しかし、こんなに早く離れることになるのかと、正直ショックすぎました。
とはいえ、新しい地でも楽しくやれるかもしれないと自分を奮い立たせ、ここでしっかりやっていく覚悟で準備しました。
転勤先では徒歩だけでは生活できないので、自転車も買いましたし、会社から徒歩圏内のアパートを借りました。

転勤初日。
そして、東京支社では開発業務でしたが、ここではサポート業務のみで、開発業務は一切ないことを知らされました。
入社前からプログラミングを楽しいと感じており、プログラマーではなく設計や要件定義などの形であっても開発業務にこれからも携わりたいと思っていたので、これもショックでした。

とは言いながらも、転勤先での仕事は初めてやることが多いので直属の先輩に教えてもらいながら、なんとなく仕事はできるようになってきました。

入社12ヶ月目:メンタルに異常を感じ始める

しかし、1~2ヶ月も経つ頃には、だんだんと鬱っぽくなってきたのを感じました。
将来的には東京に帰りたいし、開発業務に戻りたいと考えていましたが、
今の仕事を続けても、どちらも満たせそうにないということを感じてしまったからです。
この日常の先に自分の描いていた未来がないと思うと、一種の絶望に近いようなものを感じざるをえなくなっていました。

また未来への絶望だけでなく、転勤先でそのストレスを発散する手段がなかったことも、閉塞感を加速させました。
友人はみんな東京におり、休日は一人で過ごすことがおおくなりました。
大きい家電量販店もなければ、おしゃれな服を買えるお店もなく、新しいガジェットや服を眺めるという楽しみもなくなってしまいました。

正直、このままでは限界だと感じました。
東京に帰るか、開発業務に戻るか、せめて片方だけでも今すぐに満たしたい。

極端な話、東京に戻れば、同期入社の友人に根回しをお願いして開発業務に戻ることもできたでしょうし、
それが無理だったとしても、生活の拠点が東京なら転職もしやすいかと思ったからです。

逆に東京に戻れなくても、開発業務に戻ることができれば、
その経験を糧に、東京のIT企業に転職しやすくなると思っていました。

異動希望を出すか、転職するか。転職しなくても、東京で働けるような社内制度はないか。

転職することも視野に入れ、休日はひたすら資格の勉強にあててました。
その甲斐もあり、このころ「応用情報技術者試験」の資格を一発で合格することができました。

入社14ヶ月目:転職の決意

そして、機は訪れます。
部長と直接話す機会がありました。
そこで時間を頂き、将来は東京で生活したい、仕事もやっぱり開発業務がいいということを伝えました。

しかしその答えは、ある意味予想通りであり、私の期待に沿うものではありませんでした。

「言いたいことは分かった。しかし、勤務地や業種の変更は、もっと上が決めることだが、今すぐにはどうにもできない。
 3~5年はかかるだろうし、そのころには勤務地や業種を確実に保証できるということも、今は言えない。」

大企業ならではの、人事の融通の利かなさというか、硬直ぶりだな、と感じた瞬間でした。

3~5年も今のサポート業務を続けて、それからやっぱり希望通りにいかなかったからと転職を始めた場合どうなる?
勉強と実務経験の継続がものを言う開発業務において、それだけの期間、開発業務から離れていた自分の市場価値はどうなる?

迷うまでもなく、出した結論は、まだ第二新卒として経験が浅くても何とかなる今のうちに転職することでした。

パート3に続きます。

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