【地方転勤から東京復帰】新卒で超大手企業に入社してから、わずか1年半で転職するまでの経験談。【3/4:地方から東京へ面接に通う日々~内定受諾】

就職・転職

こんにちは。「てと」と言います。

私事ですが、実は1回転職をしています。
入社してからわずか1年半で転職し、そして転職してからも1年半がちょうど経過しました。
転職を考えている方の役に立てればと、当時のことを思い出しながら私の転職経験を赤裸々に書いていきたいと思います。
時系列を追って書いていきます。

この記事は全4ページのうちの3ページ目です。
検索などで来ていただいた方は、お時間があれば1ページ目から読んで頂けると嬉しいです。

1/4:研修期間から本社配属、地方転勤への内示
2/4:勤務地も業種も希望が通らず
3/4:地方から東京へ面接に通う日々~内定受諾
4/4:上司に辞意を伝え、出勤最終日を迎えるまで

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入社15ヶ月目:転職活動開始

転職が決まるまでは会社は辞めずに続けてました。
もちろん、会社の人には転職活動をすることは言わず、水面下で進めました。

地方で働きながら東京で面接を受けるので、スケジュール管理がきつかったのと交通費の出費が痛かったです。
1回の面接を受けるのに片道2時間以上、往復で4時間以上かかります。
1回の面接で1万円近い出費でした。

転職ツールは、いわゆるナビサイト(リクナビ、GREEENなど)と
エージェント(DODAなど)を活用していました。
エージェントは日程の調整まで含めてやってくれるので、休日に2~3社の面接をまとめてもらえるようお願いし、
1回分の交通費で効率よく進められるようにしてもらいました。
とはいえ、それでもナビサイトから自分で応募した求人や、エージェント経由でも休日面接は駄目と言われた求人については、
平日仕事終わりに特急列車に乗っていかざるを得ませんでした。

仕事終わりの面接の場合、18時ぴったりに会社を出て、電車に乗ること2時間。
電車の中でネクタイをつけ、サンドイッチを詰め込み、面接で話す内容を確認。
20:30から面接開始し、21:30頃面接が終わる。
帰りも2時間電車に揺られ、家につくのは日にちが変わる頃。。。

という感じで、地方から東京の平日面接はかなりしんどかったです。

入社16ヶ月目:不合格が続くが、ようやく内定が出る

中途採用にも関わらず経験が少ないわけですから、
面接も一発合格とはいかず、7社ぐらい落ちました。

不採用が続くと精神的にしんどくなってきます。
新卒の面接と違い、転職の面接は合否が分かるのが早く、翌日に来ることもしばしば。
エージェント経由で応募した求人だと、面接の結果もエージェントを通して電話でもらうことになります。

自分はこのままどこにも採用してもらえないんじゃないか?転職することすら無理なんじゃないか?とネガティブになってきます。
直属の上司にも「最近、顔色悪くない?疲れてないか?大丈夫か?」と直接声をかけられるようになっていました。
どうやら、表情にまで出てしまっていたようです。

それでも、歯を食いしばって転職活動をつづけました。
転職がうまくいけば、もっとポジティブだった本来の自分に戻れるんだから、
面接の時だけでもそのポジティブな自分を思い出して、その自分になるようにしてました。

そして転職活動を開始してから2ヶ月が経とうとする頃、内定が出ました。
面接で一番長く話を聞いてくれた会社でした。
そして自分の「好き」と会社のやっていることがマッチしていることを、自分も具体例を交えながら伝えられ、そのことを相手も分かってくれたのをきちんと感じられたのを覚えています。

エージェント経由で内定が出たことを聞いたときに、オファー年収も一緒に教えてもらいました。
今の会社にいるよりは少し高い年収でしたが、もっと欲しかったのも正直なところでした。

それでも、迷いなく受諾しました。
この会社ならやりたいことをきちんとやれると思ったのもありますが、
精神的に結構限界まできていたのもあったので、
一日も早く東京に戻り、開発業務に戻って精神を落ち着かせなければならないと思っていたのもあります。

入社17ヶ月目(1):課長に辞意を伝えた

上司に「辞めます」と切り出したあの日のことは、今でも忘れません。

インターネットで、辞めるときはまず誰につたえるべきかという情報をたくさん読みました。
私の場合は課長だと思ったので、翌日、課長の席に行き、声をかけました。

「あの、ちょっと話したい事があるので、少し会議室でお時間を頂けませんか。」

自分は仕事上で課長と会議室に二人で入ることなど一度もなかったので、
このとき課長は何となく嫌な予感はしていたと思います。

「わかった。C会議室でいいな。」

そして、会議室で面と向かって座ります。

しかし、すぐに声が出ませんでした。心臓がかなり強く脈を打っていました。
課長はパワハラをするようなタイプではなく、「辞めます」と言ったとしても逆切れして怒鳴るようなタイプでもありません。
それなのに、どうしてこんなに「辞めます」ということに、勇気がいるのだろうかと、今になって思います。

「会社を辞めようと思います。」

ようやく言えました。

「・・・・・・そうか。」

ここからは、正直に話しました。
東京に戻りたいこと、やっぱり開発業務がしたいこと。
この営業所の人たちは好きだったが、どうしても将来を考えたときに、このままでは駄目だということも。

しかし、かなり強く辞意を伝えたのですが、来週もう一回話をしようと言われて、このときはまだ退職の方向で進めてもらえませんでした。

パート4に続きます。

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