【新卒】入社4ヶ月目の所感。同期との実力差で芽生えた負けず嫌いの気持ち

社会人生活は予想以上に忙しく、このブログも3ヶ月近く放置する形となってしまった。
ただし、残業続きで忙しく、寝る間もない…という感じではない。

資格試験の勉強や、飲み会の出席など、会社にいる以外の時間でもやることが多くなったため、ブログに使う時間が取りにくくなりつつある、ということである。

しかし、心の整理という意味でも、今感じていることを一度文章にしたくなったため、久しぶりに記事を書こうと思う。
今回のテーマは入社4ヶ月目の所感と題して、仕事上での負けについての悔しさと負けず嫌いについて綴る。

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配属先が決定した

入社から3ヶ月間は研修期間ということで、ひたすら座学とコーディング・設計書の作成練習等を行ってきた。
その3ヶ月間も色々なことがあり、そこで感じたこと、考えたこともかなりたくさんあったが、それはまた別の機会に記すとする。

現在、3ヶ月間の研修が終わり、配属先が確定した。
配属先では、現在、設計工程を行っている。

一緒に働く同期が減り、相対的な自分の実力が明らかになった

私が配属された部署には、私を含めて10名の新人同期が配属された。
この10名の中には研修期間で仲良くなった者もおり、初の部署配属で同期がこれだけいるというのは、かなり心強い。

しかし、10名の同期がいるという見方ができると同時に、同期が10人に減ったと言う見方もできる。
つまるところ、心強いと同時に、同期の中での自分の実力が明確になるということでもあったのだ。

というのも、研修期間の間は、100名近くいる同期が全員同じ場所に集い、同じ研修を受けていた。
これだけ人数が多いと、自分が全体の中でどのぐらい実力なのか?ということが把握しにくい。

上中下、もしくは5段階評価でどのあたりだろう、ということは何となく把握できるが、それ以上細分化した中で自分がどのぐらいの実力であるか、というのは分からないものである。

しかし、同期が10名に限定されると、それはハッキリと浮き彫りになる。
同じ部署ということで、新人同期は皆同じような仕事をしている。
現在は設計工程の仕事がメインであるが、同じような仕事をしていても、その仕事の完成度や、完成までの速さは、実力のある者とない者では大きく異なる。

正直、自分は文系出身だし、プログラミング経験はほぼなかった。
基本情報も持っていなければ、特筆した技術もないのだ。

経験豊富で優秀な同期に勝てないと分かっていても

一方、 同じ部署の同期と言えば、情報系の大学に通い、情報系の大学院で研究をし、その間、応用情報技術者試験と高度情報技術者試験(ネットワークスペシャリスト)に合格し、Java Silver等のベンダー資格をも獲得して入社してきたような者が普通にいる。
そこまでとは行かなくても、趣味でプログラムを作っていたためC++に精通しており、基本情報は入社前に合格済みであるとか、情報系の大学に通っており、研究室で実用レベルのWebコンテンツを制作していた経験があるなどというように、並以上のプログラミングに対する土壌が培われている者が自分と肩を並べて仕事をしているのだ。

当然、そのような者たちは私よりも速く仕事を終わらせる。
そして、その仕事の完成度も、私とは程遠く素晴らしいものだ。

もちろん、私のようなプログラミング未経験の同期も、私と同じ部署に数名配属されている。
そして、同じようにプログラミング未経験の同期は私に言う。

「プログラミング経験者と未経験者じゃ、このぐらいの差があるのは仕方がない。気にしても、仕方がないだろ」

確かに、それはその通りだ。
プログラミング経験者が仕事が速いのは当たり前だ。
それだけ学生時代、仕事につながる学習に時間を投資し、実力をつけてきたのだから、未経験の私が簡単に勝ててしまっては、努力の意味というものを問いたくなるものだ。

明確に突きつけられた「負け」で自覚した「負けず嫌い」

しかし、それでも私は悔しい。入社してから自覚したことだが、私はかなり負けず嫌いであるようだ。

正直な話、私は今までの人生で負けたことはあまりない。
小学校でも、中学校でも、成績はまあまあ上位にいたし、高校・大学は音楽系の部活に所属していたが、楽器の演奏は少なくとも同じ部の同期には負けない自信があった。
だからこそ、自分は比較的いつも優位におり、それで私は自分にある程度の満足感は持っていた。

しかし、社会人になり、経験の差からどう足掻いても同期に勝つことができなくなった。
今までの人生で、一番明確に負けを突き付けられたのだ。
負けという立場に立って初めて、負けるってこんなに悔しいものなのか、と自覚した。

きっと負けず嫌いでない人は、負けたとしても、仕方ない、と思うのだろう。
別に負けず嫌いであろうがなかろうが、それで人の善し悪しが決まるとは思わない。
それでも私は負けず嫌いな性格を持って生まれてしまったのだと自覚した。
この同期に仕事の面でどうやっても勝てないという状況が、たまらなく悔しいし、つらいし、もっと言ってしまえば不快なのだ。

だから、10月の基本情報は絶対に合格したいし、年内にはOracleデータベースなどのベンダー資格も取得したい。
すでに応用情報や高度情報を取得済みの同期に追いつくのは至難だとしても、これ以上実力の差を広げたくない。
この記事を書き終わったら、すぐ勉強に戻る。

その原動力となっているのは、負けず嫌いであるというお話でした。

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