【UP2720Q】DELLからクリエイター向け4Kディスプレイが発表!

おひさしぶりです。

DELLのハイエンド4Kモニター、「UP2720Q」の情報がついに公式から出ましたね!

Dell Brings the Ultimate Screen Performance to AdobeMax – Direct2Dell

かなり気になったので、今回は翻訳しつつまとめてみました。

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UP2720Qのスペック

画面サイズ 27インチ
画面解像度 3840×2160(4K)@60Hz
パネル性能 Adobe RGB 100%
DCI-P3 98%
BT2020 80%
画面パネル(垂直視野角) IPS (178°)
応答速度 標準:6ms
HDR 非対応
フリッカーフリー 搭載(TÜV Rheinland社の認証あり)
ブルーライトカット 搭載(TÜV Rheinland社の認証あり)
接続端子 Thunderbolt 3
DisplayPort
HDMI
内蔵スピーカー 不明
音声出力 不明
Power Delivery 搭載(90W)
ハードウェア・キャリブレーション 対応(ビルトイン・内蔵測色計)
遮光フード あり

「UP2718Q」と「UP2720Q」の違い

「UP2720Q」には、旧モデルとなる「UP2718Q」が存在します。

しかし、今回のモデル刷新は単なるマイナーバージョンアップとは言えないほど、良くも悪くも変化が大きいです。

スペック表で比較

まずは表で比較してみます。

モデル UP2720Q UP2718Q
画面サイズ 27インチ 27インチ
画面解像度 3840×2160(4K)@60Hz 3840×2160(4K)@60Hz
パネル性能 Adobe RGB 100%
DCI-P3 98%
BT2020 80%
Adobe RGB 100%
DCI-P3: 97.7 %
Rec.2020 76.9%
Rec.709: 100 %
sRGB 100%
画面パネル(垂直視野角) IPS (178°) IPS (178°)
応答速度 標準:6ms 標準:8ms / 高速:6ms
HDR 非対応 対応
フリッカーフリー 不明 搭載(TÜV Rheinland社の認証あり)
ブルーライトカット 不明 搭載(TÜV Rheinland社の認証あり)
接続端子 Thunderbolt 3
DisplayPort
HDMI
DisplayPort
Mini DisplayPort
HDMI
内蔵スピーカー 不明 なし
音声出力 不明 ライン出力あり
Power Delivery 搭載(90W) なし
ハードウェア・キャリブレーション 外部キャリブレーション対応
内蔵測色計あり
外部キャリブレーション対応
遮光フード あり なし

表に落として見えてくるのは、次の4点の差ですね。

HDR対応が廃止になった

旧モデルの「UP2718Q」はHDRに対応していますが、「UP2720Q」はHDR非対応を明確に謳っています。

それに伴い、輝度も「1000ニト」から「250ニト」へと、大きく低下しています。

世間ではHDR対応のモニターが増えており、それが優れているかのように宣伝されることの多い中で、これはどうなんでしょうね。

USB Type-C採用によるKVM機能・PD搭載

「UP2720Q」では、新たにUSB Type-C端子(Thunderbolt3)端子による映像入力に対応しました。

これにより、Type-C端子一本でパソコンに給電できるPower Delivery機能(PD)や、ディスプレイ側に接続してあるUSBマウスやキーボードなどを使用できるKVM機能も搭載されました。

またP2720QのPower Delivery機能の電力は「90W」と、他社メーカーのディスプレイと比較してもかなり高い供給量です。

実際に比較してみます。

PD対応モニター(一例) 供給電力
DELL UP2720Q
DELL P3219Q
90W
BenQ PD2720U 65W
EIZO FlexScan EV2785
EIZO FlexScan EV3285
60W
LG 27UL850
LG 32UL950
60W

たとえばMacBook Pro 15インチは、最大87Wの給電に対応しています。
こういった機種の場合、87Wを下回る供給電力で使用すると、負荷のかかる作業時には消費量>充電量となり、給電しているにもかかわらず、充電残量が増えないか少しずつ減ることもあります。

UP2720Qであれば、こういった電力消費が大きいパソコンでも安心して使用できます。

遮光フードコート対応

ついに遮光フードが公式で採用されたようです。

遮光フードとは、下記のようなもの。

これがあることによって、照明や太陽の下でも、反射や映り込みを気にせずに作業することができます。

キャリブレーション性能がアップ

「UP2718Q」でもキャリブレーション自体は可能だったのですが、内蔵測色計が搭載されているのは新しい点です。

これにより、スピーディかつ簡単に色の調整ができ、定期的に自動実行させることもできるそうです。

CalMAN®カラーキャリブレーションソフトウェア(別売)とも連携ができるとのこと。

写真編集やデザインをする人にはかなりおすすめの一台になりそうですね。

まとめ

新商品の発表に驚いて勢いで書いたので、情報足りていなかったり、間違っているかもしれません。

もしそういった点があれば、コメントで教えていただけると嬉しいです!

それでは!

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