こんにちは。てとです。
先日、長い時期を過ごしてきた昔の友人たちと、久々に飲みに行ってきました。
しかし、なんというか、あんまり楽しいと思えなかったんです。
それどころか、帰る頃にはどっと疲れを感じていました。
なんで楽しく思えなかったのか。
平たく言えば、この友人たちの好きな話題が、自分と合わない感じてしまったからです。
「あいつ（飲み会に来ていない人）今でも〇〇（服のブランド）着てるんだって、社会人の着る服じゃないでしょ」って言ったり、
「あいつ（飲み会に来ていない人）未だにギターやってるんだって。社会人になってもやめられないなんて、つくづく駄目だよな。」
と言って、誰かを否定しなければ盛り上がれない、「本質が分かる俺たちってすごい」みたいな一体感を出して盛り上がっているのが、なんだか私には合わないなって思ってしまいました。
そして自分に合っていない話題は楽しくないばかりか、無理して合わせようとするとこんなに疲れてしまうのかと思い知ったのです。
合わなくなったのは、自分自身が変化したから
とはいえ、大学の4年間を一緒に過ごしてきたわけですから、当時から話題が全く合わなかったということはないと思います。
当時は、そういう話題にも、あまり違和感を感じていなかったのだと思います。
積極的に上記のような話題を私が振ることはなかったのですが、そういう話題が出ても、素直に「確かに」「なるほど」と感じてしまっていたんだと思います。
では、当時感じなかった違和感を今になって感じるようになったのはなぜでしょうか。
あり得るのは、自分の考え方が変化したか、友人（たち）の考え方が変化したかの二択です。
私の場合は、自分自身の考え方が変化したからだと思っています。
社会人になってから、私が一緒に過ごす時間が最も長いのは、同じ会社の、年が近い同僚たちです。
同僚ですが、今では友人と呼べるほどに仲良くさせてもらっています。
彼らと話しているときに出る話題はいつも「自分の最近のこと」が中心で、「誰かを否定」すること自体が全く挙がりません。
最近仕事でこんないいことがあった、逆にこんなことがあって落ち込んでいる、こんな映画を見た、今度こんな商品が発売されるらしくてすごく欲しい、などなど。。。
私は、こういう誰も否定しない話題で盛り上がるのが一番好きなんだと、
会社の同僚たちと出会いが無意識のうちに私自身の考え方に変化を与えていたんです。
だからこそ、かつての友人たちと再び会った時に、素直にあまり楽しくないなぁと思ってしまったんです。
合わないと思う友人とは、距離を置いてもいい
合わないと感じた友人たちとは、一旦距離を置いても問題ありません。
「自分の最も近くにいる5人の年収の平均が、その人の年収」という考え方がありますが、私はこれはある程度信憑性があると思っています。
要は一緒にいる人の影響というのは大きく、考え方や生き方まで変えてしまうということです。
（そう思う根拠については、別の記事で書きたいと思います）
もしかつての友人たちの考え方が、自分に影響すると考えたとき、それが好ましいと思えないのならば、
距離を置くべきです。
飲み会の誘いなどがあっても、予定があるからいけないなどと理由をつけて、会わなくてもいいんです。
合わない友人を軽蔑するのは、やめよう
ただし、距離を置くときに「自分はあの時より変わったのに、あいつらはあの時から変わっていない。」と見下したり、他言するのはやめたほうがいいです。
その友人たちのことを思い出すたびに、ネガティブな気持ちも思い出してしまうからです。
自分とかつての友人は違う道を進んでいるから合わなくなったのであって、そこに上とか下とかはない。
ただ、合わないと感じたことは事実だから、距離を置くのは自分のために仕方のないことだ。
そう考えましょう。
そして、考え方が合わないと気づくきっかけになった、何かに感謝しましょう。
私の場合は、もっと価値観の合う人たちに出会えたからこそかつての友人との合わなさを実感してしまったわけですが、
その人たちと出会えたことを喜ぶべきです。
たとえその何かが出会いでなかったとしても、同じことです。
もし自分が仕事をする上で考え方が成長したことで、かつての友人と合わないと感じるようになったならば、
その成長したこと自体を喜び、ポジティブに捉えるべきです。
友人に対してネガティブな感情は持たず、合わないと感じたきっかけに対してポジティブな気持ちを持ち、
かつての友人と距離を置けばいいのです。
まとめ
人生は、変化の連続だと思っています。
自分自身の考え方が変化すれば、かつての友人たちと合わなくなることもあります。
合わなくなったことを悪いことだと考える必要はありませんし、変化を止めないために
かつての友人と一旦距離を置くことも悪くないどころか、必要な時だってあります。
また距離を置くとは言っても、それが一生会わないということではありません。
一旦距離を置いて、ある程度たったらその時は会ってみてもいいと思います。
その時には、もしかしたら友人たちも変化していて、また楽しくやっていけるようになっているかもしれませんよ。
人生が変化の連続なのは、自分だけでなく、他の友人たちも同じだと私は信じています。
コメント