朝目が覚めて、と言ってもすぐ布団から出るわけではなく、まどろみの中でiPhoneでニュースをチェックするのが日課となっている。
日課というとすごく張り切ってやっている感じだが、そうではなく、まだ布団から出たくないから枕元にあるiPhoneに手を伸ばし、ツイッターをチェックし、LINEをチェックし、メールをチェックし、見るものがなくなった後に辿り着くのがニュース、というだけなのだが…。
今朝もまた眠い目をこすりながらニュースを眺めていたわけで、そこで目に飛び込んできたのが、以下の記事なわけですよ。
デル、キーボード着脱式の10.1型Windowsタブレット「Venue 10 Pro」 – PC Wath
デル、”Dell Venue”シリーズに10.1型タブレット「Venue 10」「Venue 10 Pro」を追加 – ITmedia PC USER
ASCII.jp:LTE SIMフリーモデルも! シリーズ初の10.1型Winタブ「Venue 10 Pro」
発売は4月下旬。2月27日より、Amazon.co.jpおよびヨドバシカメラで先行予約を開始するそうだ。
Amazon.co.jpによる紹介ページはこちら。予約もこちらからできます。
Dell Venue 10 Pro WiFiスタンダードモデル
Dell Venue 10 Pro WiFiハイエンドモデル
Dell Venue 10 Pro LTEモデル
ああ、DELLのVenueシリーズね、確か8とか11とか出てたよね。
今度は10インチも出すのか。
この前HPのPavilion x2 10-j000買ったし、まあ普通のWindowsタブレットに今さら食指は伸びn…
ん!?Venue 10 Proは着脱式2in1タブレットだと!?
ほお。2in1とはやるじゃないか。しかも私の大好きな着脱式の2in1だとは。
ここで少し解説を。少しといいつつ結構長いので、飛ばしていただいても構わない。
話は戻って、Venue 10 Proがまさかの物理接続採用の2in1タブレットPCだというのだ。
それだけなら、似たようなものはたくさんある。
今回、Venue 10 Proは「スタンダードWiFiモデル」「ハイエンドWiFiモデル」「LTE SIMフリーモデル」の3モデルが用意されるようであるが、私が注目したいのは「ハイエンドWIFIモデル」である。
ストレージ64GB、解像度1900x1200、フルサイズUSBポート搭載、Microsoft Office Home&Business 2013付属。
それでもって、46,980円なのだと言う。
詳細なスペック等については、以下のDELL公式ブログに譲るとして、
http://ja.community.dell.com/dell-blogs/direct2dell/b/direct2dell/archive/2015/02/25/dell-venue-10-1-dell-venue-10-pro-dell-venue-10
私が現在所持しているHP Pavilion x2 10-j000と簡単に比較をしてみよう。
機種 | HP Pavilion x2 10-j022tu/023tu | Venue 10 Pro(WiFiハイエンド) |
---|---|---|
OS |
Windows 8.1 with Bing
(32bit)
|
Windows 8.1 with Bing
(32bit)
|
画面サイズ | 10.1インチ | 10.1インチ |
解像度 |
1280×800
(WXGA)
|
1900×1200
(WUXGA) |
タッチパネル | ○ | ○ |
CPU | Atom z3745D | Atom z3735F |
ストレージ | 32GB eMMC | 64GB eMMC |
メモリ | 2GB | 2GB |
Officeソフト | Microsoft Office H&B 2013 | Microsoft Office H&B 2013 |
USBポート |
USB3.0×1
MicroUSB×1(充電兼用) |
USB2.0×1
MicroUSB×1 (充電兼用)
|
MicroSD | ○ | ×(※1) |
連続使用時間 | 11時間45分 | ? |
重さ(※2) | 0.93g | 1.30kg |
価格(※3) | 46,450円 | 46,980円 |
(※1)上述の公式?ブログにMicroSDスロットの有無の記述なしのため。もしかしたらあるのかもしれない。
(※2)キーボード込みの重さ。
(※3)HP Pavilionは現在のヨドバシカメラ.comの価格。
Venue 10 Proはニュースソースの販売予定価格より。
こう比べてみると、ほぼ変わらない価格であるにも関わらず、
Venue 10 Proはストレージ、解像度が突出しているのが分かる。
毎回店頭でタブレットやパソコンを見るたびに思うけど、解像度の違いは、店頭で見るとかなり顕著。
ストレージも、HDDのように500GBだの1TBだのの世界になると外出用のサブPCとしては正直どっちでも変わらないけど、32GBと64GBって結構大きな差。インストール済みのOS等によってあらかじめ10GB程度ストレージを占有されており(メーカーによってどの程度占有されているかは異なるが)、ストレージ本体も公称32GBと言えども諸事情により実際は32GBより少ないため、購入者が自由に使えるのは20GB以下となるものも結構あるのだ。
着脱式2in1タブレットPCで、このぐらいの価格帯で、かつ10インチ、という条件の商品だと、今販売されてるものはほとんど解像度が1280×800。
そんな中で急に1900×1200のこの商品が出てきたので、驚いた。
お値段据え置き、画面サイズ据え置き。ただし、解像度は堂々たるWUXGA。
正直、かなり魅力的な商品だと思う。
ただ、一つ残念な点を挙げるとするならば1.3kgという重さ。
個人的にはちょっと重すぎる。
これだけ単品で持ち歩くならいいんだけど、私の場合、教科書や六法だったり、基本情報のテキスト一式だったりと、たくさんの本や資料と一緒に持ち歩くので、これらに加えて1.3kgは結構しんどいかなと。
ただ、重さを気にしないなら、本当におすすめの商品だと思う。
1.3kgだって、数年前のノートパソコンと比べたら全然軽いほうだし、私が先日購入したHP Pavilion x2 10のような軽さを売りにした商品と比べちゃったら、まあそりゃ重いよなぁってぐらい。
この先出るか分からないけれど、現状のスペックを維持しつつ重量を1.1kg程度まで抑えたVenue 10 Pro 2とかがもし出たりしたら、絶対買いたい。
右から順に、WiFiスタンダードモデル、WiFiハイエンドモデル、LTEモデル。
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