3.5万円でさくさく?使えるノートPC、X205TA

価格.comを見ていて、最近目についたのが、EeeBook X205TA。

eeebookx205ta
Asus X205TAを取り扱っている情報サイトおよび通販サイトなど
Asus公式ホームページ
価格.com
Amazon.co.jp 

私がまだ高校生ぐらいの頃だったかな。
1円パソコン!なんて宣伝でよく家電量販店の店頭でEeePCが販売されていたのを覚えている。
光回線を契約すると1円でもらえる、という意味だった気がする。

とりあえず私の中では往年に渡ってEeePC=よくわからないけど1円のパソコン、というイメージだった。

2015年3月3日追記:
きちんと調べてみたところ、当時のEeePCはWiMAXとのセット販売で100円、が正解だったようです。
ソース:
http://ascii.jp/elem/000/000/149/149214/
http://gigazine.net/news/20080710_eeepc_100/

光回線とか1円というのは私のうろ覚えだな。


まあいずれにせよ、とにかく安売りなイメージの強かった数年前のEeePCだが、私は触ったことがないので実際にどの程度の性能だったかは分からない。
しかし、私が高校生ぐらいだった頃から現在までEeeの名称を引き継いでおり、現在販売しているEeeBook X205TAはCPUにAtom z3735Fを搭載しているのだという。
このブログで取り上げている機種は大体がBay-Trailと呼ばれるAtom z37xxシリーズを搭載しているもので、私自身もAtom z3745Dを搭載したWindowsタブレットを所有している。
だからこそ分かるのだが、Officeソフトや、メール、インターネット、文章作成程度の利用であれば非常に快適だと感じるぐらいには、現在のAtom z37xxシリーズは性能が高くなっている。
もちろん、動画のエンコードや3DオンラインゲームなどのCPUやGPUに負荷を掛けまくるような用途には全く向いてない、ということは言うまでもなくだが。

私は数年前に5万円で購入した1コアAtom時代のネットブックを所持しているが、正直こちらはネットブックという名称の指すインターネットの利用ですら、動作の遅さのおかげでストレスを感じるレベルであった。
それと比べれば、今のAtomは本当速くなったと思う。

Atom z37xxシリーズを搭載するノートパソコンも徐々に増えつつある中で、私がこのEeeBook X205TAが気になったのは、大きさ、重さ、電池持ち、そして価格の4点によるものである。

以下、公式ホームページから抜き出した簡単なスペック。

機種 Asus EeeBook X205TA
OS Windows 8.1 with Bing(32bit)
画面サイズ 11.6インチ
解像度 1366×768(WXGA)
タッチパネル ×
CPU Atom z3735F
(1.33GHz/4コア) 
ストレージ 64GB eMMC
メモリ 2GB
Officeソフト KINGSOFT Office(体験版)
USBポート USB2.0×2(?) 
SDカードスロット
連続使用時間  約11時間20分
重さ 980g
価格 33,657円~

※価格は、2015年3月2日20時50分の段階での価格.com最安価。

11.6インチと、少々画面サイズこそ大きいものの、Asus公式ホームページによれば狭ベゼルの採用により、パソコン自体のサイズはインチ数ほど大きく感じさせないらしい。この大きさなら、A4サイズより少々小さい程度だろうか。
特筆すべきは、やはり何といっても重さ。980g。
2in1タブレットPCではなく、純粋なノートパソコンでついに1kgを切る時代が来たんだなぁと。
ただし、今までも1kgを切るノートパソコンが全くなかったかといえばそんなことはない。
PanasonicのLet’s note RZは既に同じ10.1インチで745gという軽さを実現しているし、
NECのLavie Zに至っては13.3インチという比較的大型なモデルで795gを実現している。
これらの機種、特にLet’s noteは軽さだけじゃなく耐久性なども含め申し分ないクオリティだが、とにかく高い。一番安いモデルですら、現在の価格.comの最安価はLet’s note RZで15万円程度、Lavie Zで10万円程度。
このノートパソコンがすごいのは3.5万円という価格で1kg切りを実現できていること。技術の進歩ゆえか、企業努力ゆえかは定かではないが、これはすごいことだと思う。

また公式ホームページを見ると分かるが、非常に薄い。キーボードを閉じた状態で1.75cmですと。これだけ薄ければ、カバンに出し入れするのも楽だろうし、携帯性は十分かと。
それでもって、公称の連続使用時間が11時間以上。
フル充電の状態からなら、一日中使っててもバッテリーが切れることはないだろう。
 
また公式ページにはInstangGoにも対応しているとの記述もある。
私が今使っているWindowsタブレットもInstantGo対応なんだけど、これすごく便利なんだよね。
従来のパソコンのようにシャットダウンではなく、iPadやスマホのように常にスリープ状態で持ち歩くき、使いたい時にわずか数秒で起動し、数秒でデスクトップ画面に辿り着ける。
もちろんiPadやスマホのように、スリープ中でもメールアプリなどは通信を行うが、ほとんど電池が減ることはない。

ストレージも64GBあるので、サブのパソコンとしては十分。動画や音楽を大量に持ち歩くなどの用途でない限り、まず足りなくなることはない。

惜しいのはOfficeソフトがMicrosoft Officeではなく、さらに体験版であるということ。
ただし、サブのパソコンとして扱うなら、OpenOfficeやLibreOfficeなどのフリーソフトで十分との考え方もあるけど、Microsoft Officeが付属しないことが大きなデメリットとなるか否かは人によるだろう。

正直、これはかなり欲しい。寝室用に欲しい。
寝室に置いておいて、寝る前にちょっと作業をしたり、インターネットを閲覧したりする程度の目的なら十分すぎるほどの性能を持っていると思う。必要とあればすぐ持ちだせる程度の大きさ・軽さでもある。
Microsoft Officeが標準搭載でないというデメリットを除いても、買ってしまいたいほど。 安いし。



 

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