こんにちは、「てと」です。
先日、本ブログでも取り上げたVAIOの新モデル「SX14」ですが、もう一部店舗では試用機が展示されていましたので、色々触ってみました!
※先日書いた記事はこちら
店舗によって、展示されているカラーやスペックが違うので、注意です。
【2019/7/15追記】
VAIO SX12が発表されました!
VAIO SX14と同じハイエンドモデルながら、サイズ感はSX14より小さいモデルですので、SX14とSX12どちらを買うべきか検討してみるのもよいかと思います。
SX12を店頭で触ってみた感想などを書きましたので、こちらも併せてどうぞ。
目次
本記事で記載しているモデルについて
本記事で出てくるモデルの略称は、下記を指しています。
SX14:先週発表された新商品!今回の記事で取り上げるモデル!!
https://vaio.com/products/sx141/
S13:VAIO社のSシリーズの13インチモデル。
https://vaio.com/products/s132/
S11:VAIO社のSシリーズの11インチモデルのうち、2017年に発売開始したモデル。
https://vaio.com/products/s112/
私の所有しているS11:上記のS11よりさらに古い、2015年に発売開始したモデル。現在は生産中止している。
https://vaio.com/products/s11/
各店舗に展示されていたカラー・スペック
他にも展示されている店舗を見つけたら追記します。
ソニーストア銀座:ALL BLACK EDITION
スペックは以下の通りでした。
・CPU:core i7-8565U
・メモリ:8GB
・解像度:3840×2160(4K)
・色:ALL BLACK EDITION
ヨドバシAkiba:ブラウン
スペックは以下の通りでした。
・CPU:core i7-8565U
・メモリ:8GB
・解像度:1920×1080(フルHD)
・色:ブラウン
上記の通り、各店舗、一台ずつしかありませんでした。
現時点では、ソニーストア銀座もヨドバシAkibaも、1台ずつしかありません。
4Kモデルが見たければソニーストア銀座に行きましょう。
打鍵感
キーボードの打鍵音はトストスと低音が下に落ちるような感じで、カチャカチャという感じの高音が耳につくような感じはあまりありません。
これは私の所有しているVAIO S11からずっと同じような打鍵感であり、いい意味で変わっていません。
やはり打鍵感が気持ちいいと、ついついパソコンに触りたくなります。
ディスプレイ
ソニーストア銀座では、SX14(4Kモデル)とS13(フルHD)が並べて置いてあり、比較しやすいようになっていました。
パッと見だと、ほんの少しだけですが液晶はSX14のほうが青っぽく、S13のほうが黄色っぽいです。
また、SX14のほうがベゼルが薄い分、スタイリッシュで今風な印象を受けます。
ギラツキ・コントラスト・視野角・色味
ディスプレイはギラツキがなく、いい感じです。
S11は黒はかなり暗く、白はかなり明るくと、コントラストがはっきりしているのに対して、SX14は相対的に黒が明るめ、白は暗めで目に優しい感じのコントラストです。
私はS11だとギラツキが強く、白のLEDが目に刺さるように感じるためSX14のほうが好きです。
視野角は結構広いです。斜めから覗き込むように見ても、ちゃんと見えます。
ギラツキの無さ、コントラスト、視野角はS13に結構近いと思います。
4K液晶(フルHD S13との比較)
並べてあったSX14とS13のディスプレイを接写して撮ってみました。
見比べてみると、S13では文字の輪郭が潰れているのに対して、SX14ではくっきりしているように見えませんか?
とはいえ、アンチグレアなのもあって、VAIO SX14では4KとフルHDの差は見比べれば分かるという程度です。
(ヨドバシAkibaでフルHD液晶のSX14を最初に見たときは、壁紙に普通の風景の画像が設定されていたのもあり、4KかフルHDかすぐに判断がつきませんでした。)
VAIO SX14において4Kのありがたさを感じるのは、ブラウザとテキストエディタを同時に表示しながら作業する場合など、画面の情報量が必要な時だと思います。
サイズ感
VAIO SX14は、ベゼルレスによって、本体サイズはそのまま、画面が大きくなったのが売りの一つです。
VAIO SX14のフットプリント(設置面積)は、13.3型ディスプレイを搭載するVAIO S13とほとんど同じ。設置性、携帯性を全く損なうことなく、大画面化の恩恵を受けることができます。もちろん、薄さもそのままです。
VAIO SX14 14型ワイド | VAIO
実際に展示機で比較してみました。
上がSX14、下がS13です。
まずは奥行きの比較となりますが、こちらはS13よりもSX14のほうが少し大きいです。
とはいえ、カタログ値によれば、SX14の奥行きが「222.7mm」で、S13が「216.6mm」と1cm以下の差ですので、ほぼ変わらないと言っても問題ないと思います。
次は幅の比較となりますが、こちらはなんとSX14の方が小さいように見えました。
とはいえ、カタログ値では幅はSX14、S13ともに「320.4mm」と全く同じ数字なので、実は変わらないのかもしれません。
(写真の撮り方が悪くてSX14のほうがわずかに小さく見えてしまうかもです・・・)
重さ
SX14の重量の公称値は「999.9g」と、S13よりも軽いのが売りのひとつです。
本体サイズが大きいことから、SX14の端っこを持つ場合には全体に重さが分散していてそんなに軽いとは感じなかったです。
とはいえ、1kgを切っているので、鞄に入れて持ち運ぶときにはその軽さをかなり実感できると思います。
本体カラー
ヨドバシAkibaではブラウンが展示してあったのですが、これがめちゃくちゃいいです。
S11のときも、ブラウンが出た時はかなり「いい!」と思ったのですが、SX14はそれをかなり上回ります。
SS11と違い、「VAIO」のロゴと、ヒンジ部分がゴールドっぽくなっているのが分かりますでしょうか?
厳密にはゴールドではなく、赤茶っぽいというか、銅みたいな感じかもしれません。
これがとにかく美しい・・・。
個人的にゴールドが好きなのもありますが、ALL BLACK EDITIONに並ぶとてもよい配色だと思います。
ALL BLACK EDITAIONのほうは、S11/S13と引き続き同じような感じです。
これはこれでかっこいい。
USB Type-Cの横にカミナリ(稲妻)のマーク?
事前情報として、SX14はThunderbolt3に対応していないことは知っていたのですが、
このカミナリのマークを見て「もしかして、もしかするとThunderbolt3対応なのか・・・!?」と一瞬思ってしまいました。
調べてみたのですが、VAIOではUSB充電設定ができる端子にはこのマークが付加されているみたいです。
ThunderBolt3は非対応となりますのでご注意ください。
キャンペーン情報
ソニーストアでは、今持っているパソコンを下取りに出すことで最大3万円引きでSX14を購入できるキャンペーンをやっていました!
表にまとめてみました。
下取りに出す機種 | 下取り金額 | 買い替えキャンペーン適用 その場で値引き |
実質値引き合計 |
---|---|---|---|
VAIO Z/Z Canvas | 17,000円 | 13,000円 | 30,000円 |
VAIO社製VAIO | 12,000円 | 13,000円 | 25,000円 |
ノートPC | 5,000円 | 13,000円 | 25,000円 |
定額下取条件を満たさなかった場合 | 0円 | 10,000円 | 10,000円 |
どんなパソコンでも下取りに出せば、最低1万引きにはなるみたいです。
とはいえ、チラシのイラスト的に、下取り対象はノートパソコンだけみたいですね。
VAIO Z/Z Canvasが一番高い下取り価格なのですが、これはSX14がZ/Z canvasの後継であるということを示唆しているのでしょうか?
1月待つまでの期間限定までみたいなので、SX14が気になっている方はぜひチェックしてみてください。
触ってみて感じた「SX」という命名に対する考察と、まとめ
既存モデルであるS11/S13は、レガシー端子のフル装備、LTE対応、電池持ちの良さ、軽さなどでビジネス向けの「堅実」なパソコンという印象でした。
しかし今回、実際にSX14に触れてみて、SX14ははその「堅実」をすべてきちんと踏襲した上で、一歩上の贅沢感を追求したビジネス向けの一品という印象を抱きました。
ビジネス向けだからこそ「S」の名前を継ぎ、しかし、ただの「S」ではないからこそ「X」が付与されているのか?と考えてみたりしました。
とはいえ、「Z」を名乗らないということは、今後「Z」を別に開発する予定があるか、SX14はVAIO社の考える「Z」の姿とは異なるということでしょうか。
このあたりの正解は、VAIOの方々のインタビューで明かされるのが楽しみですね。
どちらにしても、SX14は非常に物欲を刺激してくるいいパソコンだと思います。
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