こんにちは。「てと」と言います。
私事ですが、実は1回転職をしています。
入社してからわずか1年半で転職し、そして転職してからも1年半がちょうど経過しました。
転職を考えている方の役に立てればと、当時のことを思い出しながら私の転職経験を赤裸々に書いていきたいと思います。
時系列を追って書いていきます。
この記事は全4ページのうちの4ページ目です。
検索などで来ていただいた方は、お時間があれば1ページ目から読んで頂けると嬉しいです。
1/4:研修期間から本社配属、地方転勤への内示
2/4:勤務地も業種も希望が通らず
3/4:地方から東京へ面接に通う日々~内定受諾
4/4:上司に辞意を伝え、出勤最終日を迎えるまで
入社17ヶ月目(2):2回目の課長面談
翌週がきて、また課長と話しました。
やっぱり、辞めると伝えました。
さすがに二度目となると課長も納得せざるをえなかったようで、
最終出社日をいつにするか、有給はいつから消化するか、という話を一緒に考えてくれるようになりました。
その場で部長を呼んでいただき、その場で辞めることを伝えました。
部長にも考え直すように言われましたが、課長ほど強く引き留めたり、日を置いてもう一度考えるようなことは言ったりしませんでした。
きっと、課長ともうしっかり話をして決めたことだと察したためだと思います。
そのあと、営業所の中では課長・部長、そして私の三名だけが、私が辞めることを知っている状況で日々は過ぎていきました。
課長から、「部署の同僚や先輩に辞めることは自分から言わないでくれ。時期が来たら、私の口からみんなに伝えるから」と言われていたためです。
入社18ヶ月目:~最終出社日、送別会
内定が決まってからは、忙しい日々でした。
内定先の企業から入社書類(労働条件通知書、誓約書など)が届き、それを作成して返送したり、
東京にアパートを探しに行ったり、引越し業者に見積とって日程調整したり。
最終出社日と新しい会社の入社日が1週間しか空いていなかったので、
この間で引越しから新生活の買出しから、すべてやらなければいけませんでした。
会社では、まだ私しかできない仕事はなかったので、大きな引継ぎ作業はありませんでしたが
まだ終わらせていない仕事はひとつずつ終わらせ、残りは仕事を教えてくれた先輩に引継ぎました。
地方営業所の方々は課長含めいい人たちばかりでした。
特に転職が決まらなくて一番つらかった時期に、それを見かねて飲みに連れて行ってくれた隣の課の人(仮にBさんとします)がいたのですが、
こうやって気にかけてくれる人がいたことが嬉しくて、転職しようとしていることをすべて打ち明けてしまおうかと思ったこともありました。
しかし、ぐっと堪えて、その場では転職のことは何も言いませんでした。
最終出社日、課長が送別会を開いてくれたのですが、Bさん含む隣の課の方々も呼んでいたようです。
そこでBさんと話しているうちに、色々気にかけてくれたことを思い出して、号泣してしまいました。
送別会が終わり、店を出たあと全員で写真を撮ったのですが、自分が完全に泣いた顔をしていて、今見てもひどい顔だなって思うぐらいです(笑)
そして帰路につき、一社目の社会人人生は、この日を最後に幕を閉じました。
まとめ
実際に転職をしたのは、この記事を書く1年半前のことで、少し前の話です。
思い出しながら書いていますが、かなり苦しい転職活動だったので、今でもその苦さとかはちゃんと覚えているなと思いました。
そして、転職してから1年半が経った今、間違いなく言えることは「転職してよかった」。
地方じゃなくて東京に住みたい、もっとやりたい仕事をしたい。
そういう欲望を変に我慢せず、きちんと行動に移して本当によかったなと思っています。
新卒で入社した企業が超大手企業だったのもあり、転職を親に相談したときは「絶対に今のほうがいい。こんな会社、もう二度と入れないよ」と何度も言われましたが、
大事な決断は、自分自身でするのが最もうまくいくと思いました。
転職してからも一本調子ではなく、つらかったことや苦労したことなどいろいろありますので、
転職後の話や、転職中のもっと詳しい話なども、また近いうちに書きたいと思います。
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コメント
こんにちは。
てとさんにお聞きしたいことがございます。
元が大手企業ということで、転職をして待遇は下がったかと思うのですが、てとさんはそこの面に関してとてもつらい、や後悔をしたことはありますか?
私は今、大手企業に勤めています。
しかしやりたいことに今後つながる配属先ではなく、転職を考えています。
内定をもらっており、悩んでいる企業があるのですが、そこは今より福利厚生・給与など待遇がガクッと下がります。
しかし今転職をしないと技術力のない自分はどんどん市場価値が下がります。
やりがいをあきらめて働きやすさを取るか、やりがいをとるかを決めなくてはいけません。
そこで、同じような境遇のてとさんの例をお聞きしたいです。
こんにちは。てとです。
コメントありがとうございます!
結論から言うと、待遇でしんどいと思ったことは何度かありますが、後悔をしたことは一回ありませんでした。
待遇という点で私の話をすると、転職したのが新卒2年目だったのもあり、初任給に毛が生えた程度の給料だったので、転職直後の待遇はほぼ変わりませんでした。
(退職金・家賃補助などはなくなったので、生涯賃金で見ると間違いなく下がっています。)
どちらかというと、転職後ほぼ昇給がなかったことのほうがしんどかったです。どれだけ技術力を身につけても、成果をあげても、2社目では3年間の間、給料はほぼ変わりませんでした・・・。
年を重ねるたびに、大手企業で働き続けている同期との待遇の差は大きくなっていきました。
ただ、転職後の3年間で身につけた技術力のおかげで、その次の転職ではかなり待遇が改善されました。今では大手企業で働いている同年代の方と比較しても、遜色ない待遇で働くことができています。
(2社目からの転職のことはまだブログには書いていなかったのですが、実はこのあともう一回転職しています。)
とはいえ、このような再転職による待遇の改善ができたのは、転職回数の多さがデメリットになりににくく、売り手市場が続くIT業界だからだと思います。
なので、tanabeさんがもし同じIT業界の方であるならば、次の転職先の待遇を一生の待遇と思わずに、今は待遇に目を瞑り、ちゃんと技術力をつけることや仕事を精一杯やることに専念するというのもひとつの考え方だと思います。次の会社で成果を上げて待遇が良くなればもちろんラッキーですし、もし成果を上げても全然報われなかったら、そのときはちゃんと自分が適正だと思う待遇を提示してくれる会社に転職すればいいと思います。
私も1社目では技術力を上げることができず、市場価値が加齢とともにどんどん落ちていくのが本当に怖かったので、tanabeさんの気持ちはすごくよく分かります・・・。
私の場合は一時的に待遇が下がっても、やりたいことをやっていけるほうが絶対に人生楽しいと思っていましたし、ちゃんと技術を身につければ絶対に待遇は上げられると信じていたので、転職後に後悔したことは1回もありませんでした。
つい長文になってしまいましたが、私の場合はこんな感じでした。
もし他に聞きたいことがあったら、何でも聞いてくださいね!