【レビュー】ドン・キホーテ 4Kテレビ購入しました!

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2017年最後の買い物がこちらです(笑)

そうです。
ドン・キホーテのプライベートブランドとして発売された50インチ4Kテレビです。
東芝製メインボードを使用していることから、「ジェネリックレグザ」だの「ドグザ(ドンキのレグザ)」だの言われて昨年すごく話題になりましたね。

ドンキの4Kテレビは、実は2017年7月頃に発売した第一弾と、2017年10月頃に発売した第二弾があります。
型番も第一弾が「LE-5050TS4K-BK」、第二弾が「LE-5060TS4K-BK」と違います。
今回私が購入したのは後者の第二弾です。

せっかくなので、画質、音質、注意点など、正直ベースでレビューしていきます!

この記事ではドンキの4Kテレビを便宜上「ドンキ4K」とします。

【2019/6/22追記】
ドンキ4Kテレビを買って1年半経ちましたので、全体的に書き直しました。

2019年6月現在では、ドン・キホーテの4Kテレビは続々とモデル更新されており、現在は第五弾が最新のようです。
http://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=2572

また、43インチ、50インチ、58インチと大きさのラインナップも増えており、性能もかなりパワーアップしています。

このレビュー記事では、第五弾で変更が入っている部分は、どう変更が入ったかを追記しています。

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ドンキ4Kのスペック

ドン・キホーテのホームページから引用します。

■型番:LE-5060TS4K-BK
■カラー:ブラック
■電源:AC100V 50/60Hz
■消費電力(約):145W(待機時 0.5W)
■年間消費電力量(約):241kWh / 年
■画素数:3840×2160
■スピーカー:8W×2
■受信チャンネル:
地上デジタルVHF(1-12ch) / UHF(13~62ch)、CATV (C13~C63)
BS/CS 1032-2071MHz
■コードの長さ(約):1.5m
■製品サイズ(約): 幅112.74×高さ69.58×奥行28.62(cm)(スタンド含む)
■質量(約):11.01kg(スタンド含む)
■付属品:スタンド×2、スタンド取付用ネジ×4、miniB-CASカード×1、リモコン×1、リモコンテスト用単4形乾電池×2本
■生産国:中国

引用元:http://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=2431

なんでこのテレビこんな話題なの?

ざっくりまとめると、下記の4点です。

・東芝製メインボード採用
・正当なRGB4K(安価4KテレビではRGBW4Kという厳密には4Kと言い難いものが存在します)
・応答速度が早く、ゲーム向き
・税抜54,800円(税込だと59,180円)というコストパフォーマンスの高さ

レビュー

画質

MacBook Proとドンキ4Kテレビをつないで、Youtubeの4K動画を流してみたテレビを撮ってみました。

元の動画:https://www.youtube.com/watch?v=0ioN_Xwap-g

かなり綺麗で、滑らかな映像です。
色もいい感じです。

とはいえ、パナソニックやソニーのテレビを使っていた身としては、「色の濃さ」「鮮やかさ」は、パナソニックやソニーのほうが上、というのが正直な感想です。

「設定」から「明るさ」「黒の強さ」「色の濃さ」などを細かく調整することはできるのですが、どんなにいじってもパナソニックやソニーのテレビほど鮮やかにはなりませんでした。

たぶんこれは設定うんぬんではなく、テレビのパネル自体の質なんだと思います。

とはいえ、この値段として考えたら十分すぎる画質ですよ。

スピーカー

ドンキ4Kのスピーカーは、普通です。
正直、私が持っているYAMAHAのスピーカーと比べると低音足りてないし、高音のきらびやかさもないのです。

とはいえ、テレビのおまけスピーカーとして考えると十分な性能です。

ドラマやニュースの声は聞き取りやすいですし、「設定」から細かく「低音」「高音」を調整できるので、ある程度は理想に近づけることができます。

私は常に「低音」は最大にしていますが、これでもちょっと物足りないぐらいです。

音質も重視するのであれば、スピーカーは別途購入した方がよいです。

ドンキ4Kはテレビ自体が横に大きいため、スピーカーを別途購入する場合は、下記のような横長のサウンドバータイプがおすすめです。

応答速度

応答速度は、普通の人はあまり気にしなくていいので、読み飛ばしてください(笑)

応答速度は、ネットの前評判でかなり良いという情報は見ていましたが、これは本当によかったです。

応答速度というのは、ゲーム機からテレビに映像を出力する場合に発生するものです。
ゲームが映像をケーブルで送り出し、テレビに実際の映像が表示されるまでの速度のことだと思っていただければ問題ないかと思います。

普通にテレビや映画などを見る分には、この遅延は全く気にしなくてよいです。

ただ、私はスマブラ、ポッ拳、スプラトゥーンなどのリアルタイム性の高いオンライン対戦ゲームが大好きなので、応答速度はちょっと重要です。
遅延が大きいと、対戦相手の行動に遅れをとって快適にゲームができなかったり、負けてしまったりするからです。

特にスマブラSPとポッ拳は最初からドンキ4Kでずっと遊んでいますが、遅延を感じるどころか、快適そのものです。

注意が必要な点

ドンキ4Kは、その安さゆえに、今どきの国産テレビでは当たり前の機能が、省かれていたりします。

最低限の機能だけに絞ることで、この低価格を実現しているんですね。

色々と省かれている機能はあるのですが、知らないと後悔してしまうポイントは以下かなぁと思います。

インターネット非対応

ドンキ4Kではテレビ単体では、インターネットに接続することができません。

東芝やソニー、パナソニックなどの現在のテレビには、大体インターネット機能が付いているので、それが当たり前だと思っていると、ちょっと後悔してしまうかもです。

テレビにインターネット機能があると、テレビ単体でYouTubeを見たり、Amazonプライムビデオ、NETFLIXなどのインターネット番組見ることができるのですが、ドンキ4Kはそれができません。

しかし、「Amazon Fire TV」や「Apple TV」などを購入してドンキ4Kに接続すれば、インターネット上の番組や動画を見ることができるので、これらをすでに持っている、または購入する予定がある場合は特に気にしなくてもよいと言えます。

【2019/6/22追記】
ドンキ4Kテレビ第五弾(最新)では、有線LAN端子がありますので、テレビ単体でインターネット接続できるようです。
※念のため、購入前には本当に接続できるか確認したほうがよいです。

4K入力端子がひとつしかない

ドンキ4KにはHDMI端子が3つ付いています。しかし、4K解像度で入力できる端子は、1つだけなのです。

ドンキ4Kのネット上のレビューで全然触れられていないのですが、これは結構大事なポイントかと思います。

4K機器を複数つなぎっぱなしにしておきたいと考えている人は、少し考えた方がいいかもしれませんね。

今ではApple TV 4K、FireTV 4K、PS4、4K対応Blu-Rayプレイヤーなどなど、4K出力対応機器はたくさんありますので、後々後悔するポイントになってしまうかもしれません。

4K対応のHDMI切替器を購入してつなぐことで、無理やり4K機器を複数つなぐという手もあります。
私は下記のバッファローの切替器を使用していますが、きちんと4Kにも対応していますのでおすすめです。

HDR非対応

明るさの明暗をより正確に表現できる技術のことで、HDR映像をHDR対応テレビで視聴するとかなり綺麗みたいですよ。
私自身はHDRを体験したことがないのですが・・・。

最近はHDR対応の機器が増えています。PS4やApple TV 4K、New Fire TVなどです。

これらの機器を持っていて、映像体験にこだわりたい場合にはドンキ4Kではなく、HDR対応のテレビを選択したほうがよいかもしれません。

ちなみに私はHDR対応機器を持っていないので、HDR対応じゃなくてもいいかなと思いました。

【2019/6/22追記】
ドンキ4Kテレビ第五弾(最新)では、HDR対応とはっきり書いてありますので、この点は気にしなくてOKですね。
とはいえ、HDRはメーカーにより再現度に差がありますので、HDR対応が目的であれば、他の国産HDR対応テレビとも比較した上で購入することをおすすめします。

アップコンバート機能の非搭載

最近のテレビには基本的に搭載されているアップコンバート機能(以下アプコン)ですが、ドンキ4Kには搭載されていません。
これは4Kに満たない映像でも、無理やり4K相当画質に引き上げるという機能です。
その機能がうまく生かされて話題となったのが、下記の記事でした。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドが4Kテレビのアップコンバートで擬似4K画質に!フレームレートも向上し動きも滑らかに!

ちなみに、ドンキ4KにフルHD映像(Nintendo Switch/スプラトゥーン2)をつないでみたところ、こんな感じです。

アプコンがないので至近距離で見ると少しぼやっとしてます(上記画像を拡大して見て頂くと、少し粗く見えると思います)。
ただし、私の視聴環境ではテレビと1.5メートルほど距離があるのもあり、気になりませんでした。

アプコンはどのメーカーでも同じというわけではなく、メーカーごとに異なる技術で実現しています。
そのため、メーカーによって4K再現度に差があります。

延長保証

ドンキ4Kを購入する際、「追加料金を払うと延長保証をつけることができますよ~」って店員さんに言われました。

デフォルトでは1年保証ですが、確か+3000円で3年保証+5000円で5年保証だったかと思います。
延長保証が役に立ったことが今までほとんどなかったのと、延長保証料が惜しかったので私はつけなかったのですが、
ドンキ4Kは、日本では無名のメーカーが作っていることから、耐久性は未知数です。

なので5年保証をつけておいたほうがよかったような気がしています(後悔。。。)

これから購入を検討されている方は、延長保証はつけたほうが安心だと思います。

【2019/6/22追記】
1年半使っていますが、映像も綺麗なままでドット抜けもなく、現時点では全く壊れる気配はないです。
意外と耐久性ありますね。
延長保証入らなくても正解だったかも・・・?

おわりに

上記「注意が必要な点」に記載の通り、この価格にするために機能がいくつか削られています。

ですが、上記各点がテレビの用途として気にならない、または低価格なりのデメリットとして割り切れるようでしたら、きっとよい買い物になると思いますよ。
なんだかんだ言っても、50インチの映像は圧巻ですし(元々使っていたテレビが24インチだったので。。。)、
この価格帯でその圧巻を買える時代になったんだなと思いました。

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