旧VAIO S11を超愛用している私が、新VAIO S11(2017年9月発売)が欲しすぎる理由を書いてみる

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Vaio S11(2017年9月発売モデル)が発売開始されて4ヶ月が経ちました。
これはVAIO株式会社から2015年12月に販売開始された「VAIO Sシリーズ」11インチモデルの、後継機種となります。

この記事では、下記の通りの表現を用いてきます。

・「新S11」:VAIO S11(2017年9月発売モデル)
・「旧S11」:VAIO S11(2015年12月発売モデル)

(参考)VAIO公式サイト、SONY公式サイト(SONYストア)の各モデル紹介・購入ページ
・旧S11:VAIO公式サイトSONY公式サイト(※すでに取扱終了)
・新S11:VAIO公式サイトSONY公式サイト

そして私は旧S11を持っているのですが、それでも新S11が欲しすぎるのです。
なので欲しすぎる理由をこのブログに書き出すことによって、少しでも欲しすぎる気持ちを抑えることができればと思っています。
なお私はVAIOの回し者ではありませんよ。

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その前に。ちょっとだけVAIO S11シリーズの紹介

かつては「VAIO」はソニー株式会社のパソコン部門でしたが、2014年7月をもって、そのパソコン部門が「VAIO株式会社」として独立しました。

私が所持している「(旧)Vaio S11」は、VAIO株式会社として独立した後に初めて開発された「Sシリーズ」のパソコンになります。
そして、2年弱の時を経て、「S11」という名称はそのままに、いろいろな点が新しくなったものが、新S11となります。

余談ですが、VAIO株式会社になってからの「VAIO」には、「SONY」の刻印がなくなっています。(私のS11です)

ソニー株式会社時代のVAIOには、「SONY」の刻印が残っています。

新S11は、旧S11の上位互換だと思う

とにかく、私が新S11が喉から手が出るほど欲しい理由は、この1点につきます。
旧S11を愛用してはいるのですが、いくつか、「ここがよくなればなぁ」と思うポイントがあり、
それらが新S11ではかなり改善されています。
新旧でデザインは大きく変わりましたが、旧S11でよかったところはそのまま、
改善点は改善されているという、正統的な進化を遂げています。

そのため、まずは旧S11と新S11に共通するよい点を書き、
次に旧S11で惜しいと思った点が新S11でどう改善されているかを書いていきたいと思います。

旧S11と新S11に共通するよい点

携帯性の高いサイズ感・重量である上にLTEに対応している

当時の私はとにかく軽くて小さくてどこへでも持ち運べるパソコンを買おうと決めており、旧S11はそんな私にドンピシャな一品でした。
0.92kgという1kgを切る軽さ、11インチというサイズ感でありながら、LTEに対応しているパソコンは本当に少なかったのです。
当時は、旧S11以外にこのサイズ感でLTE対応のクラムシェルは、Panosonicの「RZ4」しかありませんでした。
(旧S11を買うにあたり、RZ4との二択で最後まで迷いました。。。)
ちなみに新S11は0.84~0.86kgと、さらに軽くなっています。
現在もなおLTE対応のパソコン自体が多くないため、パソコン選びの条件をLTE対応を必須条件にすると選択肢はかなり少ない状況です。

キーボードの音が心地よい

これも地味によいです。
かなり地味なポイントなのですが、私がS11を出先で使うときは
だいたいカフェや新幹線などの公共の場でブログを書いたりプログラミングや資格の勉強をするのがメインです。
そうすると、キーボードの音がカチャカチャ耳に触る音だと、周りに気を使ってしまいますので。。。
S11は高音域がカットされた「トス、トス」という音であまりうるさくなく、これが中々気に入っています。
何気にこのキーボード音はVAIOのこだわりであり、
ドラマ「半沢直樹」にも出演されていた「手塚とおる」さん出演するキーボードの良さを伝える公式の宣伝動画までありました。
(今はYouTubeからも旧S11公式サイトからも見ることができなくなっているようです)

ほかにもよい点は色々ありますが、本題の新S11の改善点に入れなくなってしまうので割愛します(笑)

旧S11から新S11にて改善された点

タッチパッドからクリックボタンが独立した

とにもかくにもこれです。
旧S11では、タッチパッドとクリックボタンはつながっています。

そのためどこから右クリックと左クリックの部分か、どこからタッチパッドか、が明確でないため、右クリックをタッチパッドのクリックで行おうとするとタッチパッドに一瞬目線を移す必要がありました。
ブラインドクリックが難しいということです。

新S11ではタッチパッドとクリックが独立したことにより、
これからは、タッチパッドとクリックボタンの溝でどこからどこまでがどっちのボタンかが、手の感触だけで分かります。
たったそれだけのことですが、文章入力メインでハードに使用する場合、
パソコンの画面から視線をそらさずクリックできるのは、集中力の維持という点でかなり大きい改善です。

新VAIO S11公式サイトからのキャプチャ

映像出力端子のうち、USB type-cからHDMIに変わった

これは人によっては、改善ではなく改悪と考える人もいると思います。
私にとっては、改善ということです。
映像入力端子としてはHDMIが最メジャーなので、自宅のリビングのテレビに接続するときや、友人の家でディスプレイを借りる時にUSB-Cだと少し不便だなぁと感じていました。
USB-C⇔HDMI変換ケーブルが販売されているので、その変換ケーブルさえあれば問題ないのですが、
常にパソコンと一緒に持ち歩くのは少々煩雑です。

※厳密にはUSB-Cは映像出力専用端子ではなく、いろんなことに使用できる汎用的な端子です。

デザイン、カラーバリエーションが刷新された

旧S11は全体的に丸みを帯びたデザインですが、新S11は角張ったデザインとなっています。
新S11はかつての「Vaio Pro 11」にかなり近いデザインとなっていますが、私は新S11のほうがデザインは好みです。

新S11のカラーリング(VAIO S11公式サイトより引用)

そして、新S11で追加されたカラーのうち「ブラウン」が、とても好みの色です。
よくある黒、シルバーではなく、個性を演出するには十分なカラーでありながらも、
仕事用として客先でも使用できる程度には落ち着いています。

指紋認証機能が追加された

これも便利です。
最近Androidタブレット(Asus Z851KL)を買ったのですが、指紋認証に対応しておらず、
iPhoneで指紋認証に慣れすぎた私には毎回パスワードログインが求められるのが煩雑に感じるようになってしまいまいた。
ノートパソコンは専用のキーボードがあるため、タブレットほど毎回のパスワード入力は煩雑に感じないと思います。それでも一回指紋認証のパソコンに慣れちゃったら、もう絶対なかった頃には戻れないだろうなと思います。。。

新S11の惜しいところ

ディスプレイ

基本的に私は新S11はぶっちぎりで欠点のないパソコンだと思っていますが、唯一ディスプレイだけはちょっと惜しいなと思います。
これは旧S11を買ったときも惜しいと思ったのですが、新S11でもそのままでした。
というのも、白が目に刺さる感じが個人的にするのと、輝度調整が大味だからです。
輝度調整は「Fnキー」+「F5またはF6」で行うことになるのですが、このキーだと輝度が10ずつ変化します(輝度は0~100までで設定できます)
最低値の0だと暗すぎるし、10だと明るすぎる。
一応、コントロールパネルからは1刻みで調整できるのですが、明るさはちょこちょこ買えるので都度コントロールパネル開くのは手間です。
なので、この間の明るさをFnキーで調整できるようになるともう文句なしです。

まとめると

デザインがより(個人的には)かっこよくなって、かっこいいカラーバリエーション(ブラウン)が追加されて、クリックボタンが独立して、指紋認証が追加されて、HDMIが搭載された。
たったそれだけのことかもしれないのですが、それだけの部分がすべて私にはドンピシャで、
スペック表で見ても店頭で実際に触ってみても、とにかくほしくなる気持ちが強くなる一方です。

旧S11は買ってからガンガン使っているものの、まだ2年も経っていないし、全然調子よくて壊れる予兆なんて全くありません。
もちろんそれはいいことなのですが、そんな状況で全く用途が同じノートパソコンをもう1台買うのはお財布的に厳しいので、
旧S11を引き続き愛用しつつも、家電量販店で新S11を見るたびに指をくわえながら羨ましがる生活を続けていきます。

ソニーストア

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